今や野球界の常識?雨あがりのグランド整備のポイント!
2024/06/09
野球用品専門店で働く者として、一般的には野球グローブを売ることが仕事と思われがちですが、それだけでなく野球グランドの整備にも力を注いでいます。グランド整備は、野球をプレーする上で欠かせない作業です。また、グランドの吸水性も重要なポイントです。今回は、雨上がりのグランド整備のポイントについて話したいと思います。
雨あがりのグランド整備に苦慮されていませんか?
当店では、少年野球監督を50年務めている社長が雨あがりのグランド整備のポイントについてお話しさせていただきます。昨今、水はけの良い野球場も増えてきましたが、日本全国そのような状態なだとは言えません。どうしても、雨が降ってしまうとグランドはぐちゃぐちゃになり、試合が中止になったり遅延したりで多くの方に影響を及ぼしてします。そんな雨あがりグランド整備のポイントですが2つあります。
1つ目は、雨上がりグランド整備時に行う吸水作業ではなるべく足元に段ボールなど敷き作業をおこなうこと。水を取ることに集中しすぎてしまい、グランドの凸凹を助長させてしまう危険があります。これはグランドが乾いたときになんともならないほど凸凹になてしまうからです。グランド整備のポイントはプレーしやすい(できる)状態にすることだからです。
2つ目は、吸水作業においてしっかりと水を取り除くことです。粗方の水を取るのに有効なのはスポンジだったり吸水ローラーだったりしますが、それでもグランドのぐちゃぐちゃな感じは解消されません。そこで土を入れても吸水性がある訳ではないのであまり有効的ではありません。そんな時は吸水砂を撒くと見違えるほどの効果を発揮します。作業方法も簡単で吸水砂を撒きグランドになじませるだけでグランドの水気を吸水してくれます。
野球のシーズンと雨が降る時期は重なることが多いので、是非ともこの方法をやってみてください。吸水砂については以下に詳しくありますので興味のある方は除いてみてくださいね。