高校野球も休んだ方が良い？

昨今の働き方改革の影響なのかもしれませんが、高校野球界にもその動きが流れ込んできてます。それは、日本高校野球連盟が以下のような文言を発表しています。

「原則として1週間につき最低1日は野球部としての活動を行わない日を設ける」

この文言を出したことにより、月曜日を部活休みまたは自主練習などに充てる学校が増えてきました。また、テスト期間中は部活動無しで勉強をしなさいという時代にもなってきています。さらに、練習時間の規制を設けている学校が多く、長時間の練習も最近ではあまり見ないようになっています。

ガッツリ昭和の野球（実際には平成初期でしたが笑）を経験してきた私には考えられない時代になってきました。とにかく練習時間が少ないという印象です。でも、これが悪いことばかりではないと考えます。休息時間が多いということは、身体を大きくする3要素（筋トレ、栄養、休息）のうち一番ないがしろにしがちな休息を強制的に取っているとも考えられます。また、メジャーリーグでも取り上げられている戦法で、パフォーマンスを発揮するために定期的に休ませるという考えにも当てはまります。

それでも、指導者からすると練習を休んだり練習時間が短いことを良しと考える人は少なくないでしょう。どうしても、あれもやりたいしもっともっと鍛えたいと考えてしまいがちです。これこそ、日本人特有の勤勉さが出ているのかもしれません。国の政策で休みが多くなる日本ですが、欧米などと比べるとまだまだ働きすぎです。

休むことに抵抗があるのは、私自身同じ気持ちですので、たまには休んで身体をリフレッシュした方が良いパフォーマンスを発揮できるかもしれませんね。さあ野球やろうぜ！

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