皆さんは、高校野球に単独廃校ルールというものがあることを知っていますでしょうか。このルールは、連合チームを組めない部員不足の高校が、近隣校から選手を借りて大会に参加できるという特別措置です。日本高野連が2000年に導入し、2012年に改正され出場可能な自校部員が5人以上9人未満の場合は計10人になるまで補充できるというものです。

私は、部員不足の高校が合併を行い大会に出場するというカタチは知っていましたが、この単独廃校ルールなるものは知りませんでした。単独廃校という名称ですが、必ずしも廃校する高校が適用という訳でもないそうです。

このルールを適用して、岩手県の金ケ崎高校が花巻東高校の５名を補充して６年ぶりの夏１勝を挙げました。やはり自分の高校名のみで出場すると、勝利もひとしおなのでしょうね。

昨今の野球競技人口減少や暑さにより、高校野球連盟もあれこれと策を打ち立てています。この先も、高校野球を取り巻く環境は厳しいと言えそうですが、なんとか次の世代までこの素晴らしい野球を繋げていきたいものです。

さあ野球やろうぜ！

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