沖縄県代表の甲子園出場校が興南高校に決定し、惜しくもエナジックスポーツ高校はもう一歩でその夢を叶えることができませんでした。創部3年目にしての快挙はならなかったものの、その頑張りには感動しました。エナジックスポーツ高校は全校生徒69人（全日61人、通信8人）で、そのうち54人が硬式野球部員という野球に特化した学校です。

「世界へ翔く、トップアスリートの育成」を目標に掲げるこの高校は、午後からの授業を野球やゴルフの各部活動に充てるカリキュラムを持ち、選手たちが社会人野球やプロ野球を目指しやすい環境を整えています。また、ノーサイン野球を実践することで、選手の思考力・判断力を養うことにも重点を置いています。

エナジックスポーツ高校を見ると、まるでアメリカのIMGアカデミーを彷彿とさせます。選手の自主性を重視し、強制せずに試合を通じて豊富な経験を積むスタイルは、アメリカの育成方法にも似ています。

今後、このようなスポーツに特化した学校が増えることが期待されます。文武両道を目指すのも素晴らしい考え方ですが、全身全霊でスポーツに賭けたいと願う高校生も多いことでしょう。今夏の甲子園出場は逃しましたが、来春のセンバツ出場も夢ではないかもしれません。

さあ、野球を続けましょう。次の挑戦者はあなたかもしれません！

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