甲子園は清原のためにあるのか？

今年も高校野球にとって熱い夏が始まっています。そして、今から約40年前に甲子園を沸かした一人のヒーローがいます。5大会連続甲子園出場＆5大会連続本塁打。甲子園優勝2回準優勝2回ベスト4進出1回という、まさにドカベンの明訓高校を思わせる活躍。何より甲子園通算13本塁打は未だに破られていない不滅の記録です。

そんな数々の記録を作ったのは、清原和博さん。その後、プロ野球にも進み2000安打や500本塁打を達成した名打者です。

そんな清原さんが高校3年生の甲子園夏の決勝で2本目の本塁打を放ったとき、実況していたアナウンサーは叫びました。「甲子園は清原のためにあるのか？」これが高校野球界では伝説の実況となっています。甲子園決勝で対戦相手の藤井さんが持つ1大会4本塁打を抜き去る5本目の本塁打は圧巻でした。

実況したアナウンサーの方が思わずこのように言ってしまった気持ちもよく分かります。それほど清原さんの活躍は神がかっていたとも言えますし、全てを手にした高校3年の夏なのでしょう。

今後、甲子園でこの名実況を超えるようなシーンは出てくるでしょうか。まずは、今年の夏に期待していましょうね。さあ野球やろうぜ！

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