メジャーリーガーが試合を休む理由

メジャーリーグの選手たちは、年間162試合のペナントレースを戦い、その後ポストシーズンでは最大19試合（ディビジョンシリーズ5戦3勝制、リーグチャンピオンシップ7戦4勝制、ワールドシリーズ7戦4勝制）を追加で戦います。3月後半から11月初旬まで試合が続くため、選手たちの体力には本当に感心します。

しかし、そんな彼らにも一見変わった休暇制度があるのをご存じでしょうか？メジャーリーグには、妻の出産に伴う産休制度があります。この制度により、24時間から72時間チームから一時的に離れることが許可されます。日本ではあまり考えられない制度ですよね。このほかにも、家族が体調を崩したときに駆けつけることが認められています。現在、ドジャースのフレディ・フリーマン選手が子供の体調不良を理由に一時チームから離脱しています。

このことから、アメリカでは仕事より家族を優先させる文化があるのだと理解できます。日本ではなかなかないことなので、新しい視点が広がりました。

それでもメジャーリーグは世界の最高峰の野球リーグであり、そうした制度があっても結果を出し続けているのは本当に素晴らしい集団だと思います。日本でも、フリーエージェント（FA）権が広まり働き方改革が進んできましたが、そろそろ家族を大事にする文化も取り入れてもよいかもしれません。

さあ、野球を楽しもう！

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